2012年の打合せ そして『メリー・ウィドー』通信
10月20日(水)
2012年の仕事のことでプロデューサーさんと会う。
ミュージカルなのであるが、情報公開はまだまだ先、だろうなぁ。
舞台(帝劇やクリエや日生劇場などでの)の準備は、大抵は1年以上前からスタートしている。企画が立ち上がるのは、公演される1年半とか2年とか前であることが多い。演出家に依頼の来るタイミングは、早い場合でその作品が企画された時点、遅いと公演時期や劇場、主要なキャストが決まった辺りで声が掛かることもある。
何れにしても1年以上前であることが殆どで、1年を切って話が来た時には、既に他の演出家が検討されたが上手く行かなかったか、企画自体が急遽バタバタとまとめられた(或いはまとめ中)かであることが多い。
なので、1年を切ってから依頼があった時は、慎重に話を聞いた方が無難であろう。
夜は『メリー・ウィドー』の稽古場へ。
快調なペースで振り付けが進んでいる。
チラシや公式ページなどに記載はないのだが、『メリー・ウィドー』には歌のソリスト、合唱団の皆さんの他に、ダンサーさんも登場する。ダンサーさんの見せ場は3幕のカンカン・シークェンスで、今日はその振り付けが行われていた。
ダンサーさんの中には『ダンス オブ ヴァンパイア』や『ラ・カージュ・オ・フォール』の出演者も混じっているので、見応えは十分である。振付の麻咲梨乃さんも、手加減することなくダイナミックなカンカン場面を作ってくださっている。
『メリー・ウィドー』は、とにかく楽して賑やかな作品である。ご存知の方にも、初めての方にも、大いに楽しんでいただける筈である。
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