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9月26日(日)
帝劇へ。『三銃士』の衣裳打ち合わせ。
『三銃士』の衣裳デザイナーは前田文子さんである。前田さんとは以前『ハゲレット』や『謎の下宿人』でご一緒した。今度の『メリー・ウィドー』も前田さんのデザインである。
大抵の場合、本編の衣裳打ち合わせに先駆けて、まずは宣伝用スチールのためのデザインの打ち合わせが行なわれる。「飽くまでも宣伝写真だけ」と割り切って、本編とは異なるイメージの衣裳でスチールを撮ることも多いが、『三銃士』はそうではない。スチールのために製作された衣裳は、本公演にも登場することになる。
今日の打ち合わせの趣旨は、チラシ、ポスターに載る12人のデザインに関する意見交換だったのだが、作品全体の衣裳に関するコンセプトを話し合わないことには、スチールのためのデザインの根拠も見えてこない。結局は香盤表を広げて、全体の衣裳デザインについてのディスカッションから始めることになった。
実は、1週間前の日曜日(19日)も『三銃士』の打ち合わせであった。19日は翻訳・訳詞の竜真知子さんとのミーティングだったのだが、来年の夏に向けて、僅かずつではあるが着々と、準備は動き出している。
お楽しみに。
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