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脚本家養成講座

8月28日(土)

  社団法人日本演劇興行協会が主催する脚本家養成講座。ゲスト講師として「ミュージカルの脚本」について講義。

  ミュージカルの脚本、と言っても、近年のミュージカルの主流は全編の殆んどがミュージカル・ナンバーであるので、脚本=(イコール)作詞と考える必要がある。そうなると、まず問題となって来るのが「日本語」と「音楽」の相性の悪さである。脚本家は、まずそのことを理解しておく必要がある。
  と言う様な事や、
  「ミュージカル作りの方法論(ドラマツルギー)」について、ミヒャエル・クンツェさん、シルヴェスター・リーヴァイさんが語っている記事を引用し、「ストーリー」作りの以前に「構造」を作ることが重要である。
  であるとか、
  日本の観客は「構造」よりも「ストーリー」に関心を持っている。
  とか、
  ストーリーを誰の視点で語るのか。
  とか、
  ストーリーのどの部分をミュージカル・ナンバーにするべきなのか。そして、ミュージカル・ナンバーに何を託すのか……。
  といった内容を喋.る。その後、受講生の皆さんとの質疑応答。2時間の講座を終えた。

  日本のミュージカル界の現状は極端な輸入超過である。受講生の皆さんが、日本発の新しいミュージカルを生み出す日が来ることを強く期待しています。

  講義の後は帝劇へ。岡本プロデューサーと『三銃士』のミーティング。

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コメント

輸入超過! その通りです。 もうひとつ、ボクが危惧するのは、今の帝劇見ても分かる通り、お客様のほとんが女性客であるということ。自然と内容も女性の喜ぶ内容になっていることです。

投稿: new(^^)/ | 2010年9月 4日 (土) 23時11分

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