『SFF&DFF』通信
5月20日(木)
午前中は日藝所沢。
ある台本を使って、その舞台の「絵」を書いて来るのが宿題であった。
これは、台本に書かれている僅かなヒントを手掛かりにして設定を正確に読み取る力、その場所や時代に関する知識、その2つを「演劇的に」再構築するセンス、そしてそれを劇場のルールや寸法で表す能力が求められる宿題なのであった。
それぞれが個性的、且つユニークな絵を書いて来てくれたが、上記の4点についてはまだまだと言わざるを得ない。が、今年度の生徒たちは前向きだし明るいし、全体としてのまとまりも悪くない。なのでこちらとしては授業も進めやすい。
先々が楽しみな学年である。
午後は『SFF&DFF』の稽古場へ。
昨日の日記で「あと2日は必要だ」と思われた作業を1日で終える。
このコンサートでは、1963年の『マイ・フェア・レディ』以来東宝が上演してきた数々のミュージカルから、代表的なミュージカル・ナンバーを80曲以上、一気にお聞かせすることになっている。公式ページにも予定される楽曲のいくつかが記されているが、この日記でも少しづつ楽曲のことに触れて行こうと思う。
※内容を知りたくない方は以下はご覧にならない様に。
公式ページに記載されている作品の他に登場するのは『ラ・マンチャの男』『イーストウィックの魔女たち』『シラノ』『『キス・ミー、ケイト』『回転木馬』『アニー』『スイート・チャリティ』『ファニー・ガール』『プロミセス・プロミセス』『ザ・ウィズ』『エニシング・ゴーズ』『アイリーン』『チャーリー・ガール』『ラブ・コール』『ノー・ストリングス』『心を繋ぐ6ペンス』『レベッカ』『シー・ラヴズ・ミー』『ガイズ・アンド・ドールズ』『ブラッド・ブラザーズ」『デュエット』(順不同)である。それぞれから1~3曲程度が披露されることになる。
「え、これも東宝ミュージカル?」と思われる様な作品も含まれていると思うが、これも東宝ミュージカルだったのである。
具体的な楽曲については明日以降で触れて行く。今日のところは、上記作品からどのナンバーが使われるのか、想像を逞しくしてお楽しみいただきたい。
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