『レベッカ』通信・大阪編
5月28日(金)
東京を離れると、仕事場と宿泊先を往復する以外にやるべきことがない。そうなると、思いがけず自由な時間が捻出できたりする。今日も舞台稽古までに時間が空いたので、いつも持ち歩いているくせに読めていなかった台本を一気に読み終える。楽しくてちょっとジーンとする良い話であった。
さて『レベッカ』舞台稽古である。名古屋、東京と比べると大阪では劇場入りしてから初日までの持ち時間が1日少ない。しかも初日は15時開演である。スタッフ・ワークもだが、舞台稽古もハイペースで飛ばして行かなければ間に合わない。
幸いなことに、と言うべきか、既に名古屋と東京で100回ほどの公演をこなして来ているので、舞台稽古もサクサクと進む。しかも今日は衣裳、ヘアメイクなし、つまり稽古着での舞台稽古であった。
これはちょっと新鮮な見え方であった。いつもの見慣れている景色が初めての場所の様に感じるみたいに違って見えた。皆さんにもお見せしたいくらい新鮮だったのだが、残念ながらそれは叶わない。悪しからず。
舞台稽古は予定を随分と巻いて早めに終了。まだ残っているスタッフ・ワークに時間を回せるので大いに助かった。
明日も午前中はテクニカル・リハーサル。午後から舞台稽古の続き。そして夜はゲネプロ。ゲネプロは衣裳、ヘアメイクあり、である。
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