『ナンシー』通信
5月2日(日)
6月に、ミュージカルを素材としたささやかなショー、と言うかコンサート、と言うか……、をやることになったので(詳細は近々お伝えできると思います)、連日大量の楽曲を聞いている。中には10年振りくらいに聞くものもあって、思わず懐かしくなって仕事を忘れて聞き惚れてしまったり、記憶の底に格納されていた当時のことが生々しく蘇ってきたりして、それはそれで結構感動的である。
ミュージカルの楽曲を系統立てて聞いていると色々なことが見えて来る。その「見えてきたこと」をショーに生かすことができれば良いのだが。
さて、『ナンシー』は立ち稽古。ラスト近辺をおさらい。
『ナンシー』はコメディだが、どのシーンでどの程度羽目を外すのか、そのさじ加減が結構難しい。
登場人物にはそれぞれ性格や動機が設定されているが、それに忠実過ぎても場面が重たくなり過ぎる。と言って、弾け過ぎても、そもそもがナンセンスなシチュエーションなので、話のウソ臭さが目立ってしまう。今はそれで試行錯誤中である。
明日は久し振りに幕開きに戻る。ラストが見通せたので、それを踏まえてもう一度頭からブラッシュ・アップするつもり。
| 固定リンク
コメント