東宝ミュージカルアカデミー
2月13日(土)
早いもので、東宝ミュージカルアカデミーも5年目を迎えようとしている。そして、今日と明日の2日間で、4月から始まる新年度の受講生たち(つまり5期生)を選考するための3次試験が行われている。
俳優教育は一筋縄では行かない。俳優になろうとする者が100人いたら、その数だけ処方が必要になるからである。
私は通年で週1コマを担当しているのだが、1コマ2時間で試みられることにはやはり限りがある。むしろ、数週間に渡って集中的に受講生と接することのできるワークショップや試演会などの機会に、俳優教育の様々な可能性を発見することが多い。
東宝ミュージカルアカデミーも、色々なことを検証する時期に来ているのかもしれないと思う。
俳優に限らず、そもそも「人を育てる」と言うことが生易しいことではない。稽古場で、日大藝術学部で、様々な場面で、日々そう感じている。
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