『レベッカ』通信
2月18日(木)
1幕、2幕を台本順にあたる。つまり全場面。
現代のミュージカルは場面数が多い。これは「連続する場面を繋げた時に初めて意味を為す様に作られている」と言うことである。『レベッカ』も例外ではない。
稽古を台本の順番通りに進める、ということには、ひとつはそう言う意味がある。そして『レベッカ』はミステリーでもあるので、観客に新情報を提示する順番やタイミングなども重要になって来る。
その精度を測るためには、台本の順番通りに、できるだけ複数場面を繋げて稽古するのが望ましい。そういう理由から、今日は3~4場面を繋げながら、台本の順番通りに、そして全場面をあたった。
ダブル・キャストになっているミセス・ダンヴァースも、今日はシルビアさんひとりに演じてもらった。稽古時間の制約のこともあるが、幕開きから大詰めまでの一貫性を見ることが主たる目的であった。
明日も同様の稽古をする。それを終えればいよいよ通し稽古である。
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