全公演終了! 『パイレート・クイーン』
1月11日(月)
梅田芸術劇場にて『パイレート・クイーン』千穐楽。ご観劇下さった皆さん、ありがとうございました。キャスト&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
『パイレート・クイーン』のことを知ったのは『竜馬の妻とその夫と愛人』のニューヨーク公演の時であった(こちらの日記参照)。その時は、よもや自分が演出することになろうとは夢にも思わなかった。
日本での上演が決定し、私に演出の依頼があったのは2年前の今頃だったと思う。クリエイティブ・チームを決めて準備をスタートし、主要キャストの選定、アンサンブルの皆さんのオーディション(こちらを参照)、2009年の6月からはアイリッシュ・ダンスのワークショップが始まり、製作発表が行われたのが夏(こちら)、そして秋口から本稽古に入った。
どんなミュージカルも、多くの時間と沢山の人々の熱意とで出来上がる。『パイレート・クイーン』も例外ではない。
「自分で演出した作品で好きな作品は何ですか?」と聞かれることが多々あるのだが、芝居作りとは「子育て」みたいな作業である。親にしてみればどの子も愛おしいのである。
が、やはり直近のものに一番愛着がある。だから今は『パイレート・クイーン』が愛おしい。やがて時間の経過と共にその作品が入れ替わって行く。春が来る頃には『レベッカ』が一番愛おしくなっているだろう。
ではまた。劇場で!
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コメント
祝
大千穐楽
おめでとうございます。
私も12月の初めに観させて戴きましたが、ミュージカルの中では珍しい
アイルランドという国&文化を題材にした コスチューム作品で、
興味深く観る事が出来ました。
取り分け、知寿さんの喉の強さ&本場のアイリッシュダンサーの方々の
華麗な足捌きには 拍手を贈りたいと思います。
演出家として、何れの作品にも愛着がある…っていうのは、それだけ心血注いで作品を作り上げて来られたからでしょう。
これからの作品も、楽しみにしています。
先ずは、『レベッカ』 ですね♪
躰に気を付けて、頑張って下さい!
投稿: カンゴン | 2010年1月12日 (火) 12時24分
大千秋楽、本当におめでとうございました。
前楽、楽をあの素晴らしい舞台と感動のカーテンコールの中で
一緒に過ごせた事、自分は何も携わってないのに、、皆さんの達成感を
何故か共感できた事、今までのいくつかの舞台の中で、一番感動しました!
こんな、大スペタクルなお話を、どうしても展開は速くなるけど、よくぞ纏めて
あのような演出をされる山田さんは、天才?!って再確認しました!
アンサンブルの素晴らしさ!凛々しさ!イブリーンの荒木さんの素晴らしさ!歌が素敵!
プリン級の方々はもう言うまでもなく、昔からの仲間、大役のグレースをカーテンコールの終わるまで
いつも見守っているティアナンの優しい視線。本当にエキスがぎゅ~っと詰まった様なカンパニーでした。
一言でいうと・・皆に品があり、音楽も踊りも照明もセットも・・綺麗の一言でした。シンプル、イズ、ベスト。
絶対、また、このキャストで早くアイルランドを感じさせてください。 本当に、お疲れ様でした。
投稿: ゆりりん | 2010年1月13日 (水) 20時46分