『レベッカ』通信
1月27日(水)
立ち稽古始まる。
プロローグを後回しにして、1幕1場、2場を稽古。
1幕1場はモンテカルロにある高級ホテルのロビー。主人公「わたし」が、ヨットの事故で愛する妻を失ったイギリスの富豪ジョージ・フォルテスキュー・マキシミリアン・ド・ウィンターと出会う場面である。
初演の立ち稽古1日目もこの場面からであった。その日のブログ(こちら)を読み返してみたら、今日書こうと思ったのとまったく同じことが書いてあった。つまり、今日も大いに時間が掛かったのである。
時間が掛かったのには理由がある。今回は舞台美術が一新されているため、ホテルのロビーの構造も前回通りではない。ロビーを回遊するゲストたちの動線(ミザンセーヌもステージングも)もゼロからやり直しなのである。
初演の立ち稽古1日目と違うことは、今回は既に広い稽古場で稽古ができている、と言うことである。「広い」とは言っても、初演の時に使用したのと同じ稽古場なので、クリエには広いが、帝劇にはちょっと狭い。今はまだ良いが、やがてオーケストラが入って来たら大変なことになるかも知れない。
劇場が大きくなったのに合わせて稽古場も大きくしておけば良かった。
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