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2009年12月の記事

『パイレート・クイーン』西へ!

12月29日(火)

  大阪に来ている。梅田芸術劇場メインホールである。

  この劇場は、以前は梅田コマ劇場という名前であった。その前は劇場飛天と言った。経営が変わって今の名前になったのである。
  この劇場の杮(こけら)落とし公演は『孤愁の岸』で、私はその舞台監督を務めていた。そのことは以前も記したと思うが、調べてみたら、それは18年も前のことであった。もうふた昔も前のことである。

  さて、『パイレート・クイーン』である。
  梅芸のメインホールは、帝劇に勝るとも劣らない大劇場である。帝劇と異なり1階席にも傾斜があるので、帝劇とはまた違った舞台の見え方である。2階席、3階席ではサイドのバルコニーがかなり舞台近くまで張り出しており、ここからの眺めも帝劇にはなかったものである。
  全体的に、帝劇と比べると舞台が近く感じられる、と言うのが各スタッフの一致した意見であった。

  昨日まではスタッフだけでの作業が続いていたのだが、今日からはキャスト、ミュージシャンが加わって、いよいよ舞台稽古である。明日、明後日と舞台稽古は続き、順調に進めば通し舞台稽古(ゲネプロ)は大晦日である。初日は1月1日で、つまり我々には年末休みも正月休みもないのであった。
  しかしそれは、この仕事をする者にとっては当たり前のことである。むしろ「ありがたい」と言うべきであろう。

  『パイレート・クイーン』大阪公演の初日にはスペシャル・カーテンコールが行われる。その他にも様々なお楽しみが用意されるらしい(詳細はこちら)。

  どうぞ劇場にお運びください。お待ちしています。

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『パイレート・クイーン』東京公演千穐楽

12月25日(金)

  『パイレート・クイーン』東京公演が千穐楽を迎えた。

  ご来場下さった皆さん、ありがとうございました。キャスト&スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
  と言っても、お疲れ様なのは東京公演のみのスタッフだけで、引き続き大阪公演も担当するスタッフは、帝劇で撤収、荷出しを終えるや否や梅田芸術劇場へ旅立つことになる。そして年内は大晦日まで作業をし、新年は1月1日に初日を迎える。
  この仕事を始めて既に四半世紀が過ぎたが、元旦初日と言うのは私も初めての経験である。さて、来年はどんな年になるのだろうか。

  皆さんの来年が良い年であります様に。

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