『パイレート・クイーン』通信
10月5日(月)
『パイレート・クイーン』の舞台美術打ち合わせと『レベッカ』のそれとがかち合ってしまった。
が、『パイレート・クイーン』の方は今日は技術的な話が中心なので、冒頭の1時間だけ参加することにして、後は『レベッカ』の打ち合わせに専念することに。
『パイレート・クイーン』の美術デザイナーは松井るみさんである。
舞台奥にミュージシャンのエリアを置き、直径7間(けん/1間は6尺、1尺は約30.3cm)の盆を仮設した基本舞台のデザインは至ってシンプルなものである。『レ・ミゼラブル』や『ミス・サイゴン』の様に巨大な構造物が出たり入ったりする、と言うことは今回はないので、ここのイメージも早めに軌道修正されることをお勧めする。
一方、『レベッカ』の美術デザイナーは伊藤保恵さんである。
こちらも既に数回打ち合わせを重ねたので、デザインはかなり具体的になって来ている。今日は簡単な舞台模型を使用して、幕開きから順番に各場面を追いかけて、必要とされる要素や転換方法などについて細かく意見交換した。
現代のミュージカルは場面数が多い。どちらの作品もその例外ではないので、1回の打ち合わせに要する時間もそれなりに必要だ。しかし、それなりに時間をかけたにも関わらず、大抵の場合、1幕が終わった辺りで時間切れ、となるケースが殆どである。なので、今日の様な打ち合わせを何回も重ねなければならないのである。
話は全く変わるが、「誕生日が同じ人がこのカンパニーには多い」と言うネタをもうひとつ。このブログでも今までに幾度となく触れて来たのだが、私と照明デザイナーの高見和義さんの生年月日が同じなのである。つまり私と高見さんは「同じ星の下に生まれた」2人なのである。
高見さんはまだ誕生日嬉しい?
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