『パイレート・クイーン』通信
10月19日(月)
稽古場には回り舞台(我々は「盆」と呼ぶ)が仮設されている。日本版の『パイレート・クイーン』では、大がかりな舞台装置は用いない代わりに、「盆」を回すことで様々なシーンを作ってみたいと考えている。
で、稽古前にステージングの青木美保さんと、様々なタイミングで盆を回してみて色々なシーンのシミュレーション。頭の中で想像しているのと実際に目の前で回るのとでは、やはり大違い。稽古場に「盆」があることのありがたみを実感。
稽古は昨日に引き続き、全体でのヴォーカル稽古。ナンバーの間に挿入される台詞も入れて、全場面をひと通りあたる。これでヴォーカルをメインとした稽古は終了、いよいよ明後日より立ち稽古に入る。
稽古後は休館日の帝劇の舞台袖をお借りして、やや規模の大きいテクニカル・テスト。想定通りの結果にひと安心。
更にその後、舞台美術の松井るみさん、照明の高見和義さんと美術・照明についての打ち合わせ。細部が具体的になって来た。
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