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『パイレート・クイーン』通信

10月26日(月)

  顔寄せ。だがその前に保坂知寿さん、涼風真世さんとタカラヅカ・スカイ・ステージの収録。毎度のことだが、こういうことに私は向いていない、とつくづく思う。

  顔寄せの方は公式ブログにその様子がUPされているのでそちらを参照されたい。因みに、私が挨拶で述べたのは、
  「遣り甲斐のある作品を演出する機会を与えられて感謝している。が実際に稽古に入ってみると遣り甲斐がありすぎる……」
  みたいな、ウケ狙いなものであった。
  稽古は1幕5場をさらった後、新たに1幕12場と14場をあたる。
  12場は、ドーナルと結婚し今ではオフラハティ一族の街「ロックフリート」に暮らすグレイスが、オマリー一族の暮らす「クルー湾」に向かうことになるエピソード。ここのナンバー「進め  クルー湾へ」は、ブーブリル&シェーンベルク作品としてはやや異質な、ちょっとソウルっぽい雰囲気も感じられる楽曲である。とにかくコーラスが格好良い。
  14場は1幕の幕切れ。グレイスが名実共にオマリー一族の族長となる感動的で美しい場面である。

  稽古は順調に進行している(と思う)が、今の私は十分に「いっぱいいっぱい」である。そうは見えていないかもしれないが。

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