『パイレート・クイーン』通信
9月28日(月)
アンサンブルさんの歌稽古始まる。
それぞれの歌のパートを決めた後、今日はコーラス・パートの音取り。音楽監督・歌唱指導の山口琇也さんの要領の良い指示の下、猛烈なスピードで全編の音取りを4時間で終える。
訳詞の竜真知子さんも立ち会ってくださり、皆の歌を聞きながら、気になった部分があればなお貪欲に修正を加えている。
今までは、全編を1人で歌っているデモ音源を聞いていたので、こうして大勢で、そしてハーモニー付きで歌われると、見違える様にダイナミックに聞こえる。私自身のモチベーションも大いに上がった。
稽古後、花組芝居の稽古場へ。
花組芝居は現在『ナイルの死神』の稽古中。アガサ・クリスティ作のこのミステリーを以前私も演出したことがあり(その時のタイトルは『ナイル殺人事件』)、加納幸和さんとのプログラム向けの対談の相手にご指名いただいたのである。そもそも加納さんは大学時代の1年先輩でもある。
花組芝居流のクリスティがどの様に仕上がるのか、クリスティファンである私も大いに楽しみにしている。
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