『TDV』通信
6月8日(月)
顔寄せ。
いつもの通り、公演関係者が一堂に会し、ひとりひとり紹介されるセレモニー。一見ダークな『ダンス オブ ヴァンパイア』であるが、稽古場の雰囲気はとても明るい。今日も和気あいあいとした顔寄せであった。
顔寄せの後は早速立ち稽古。
まずは雪深い山中をアルフレートがさ迷うプロローグを当る。「雪の中で遭難寸前」と言う設定なのに、両アルフレートが汗びっしょりなのが(特に泉見アルフレートが)面白い。
続いて、山奥の宿屋でアルフレートが宿屋の娘・サラと出会う場面を当る。ここには宿屋の亭主でサラの父親・シャガールが歌う「きれいな娘を持ったなら」がある。
その後、アルフレートとサラが宿の風呂場で再会する場面を当る。ここのミュージカル・ナンバーはサラとアルフレートの「あんたは素敵」である。
音楽が鳴り、俳優たちが動き、そして喋ると、3年前の様々なことが鮮やかに蘇って来る。どんな気持ちでその場面を作っていたのか、とか、その場面で何を表現しようとしていたのか・・・・・・とかである。
再演の稽古は面白い。そして同じくらい難しい。
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