『ミー&マイガール』通信
5月15日(金)
2幕2場、ヘアフォード邸の書斎を稽古。
ここは前半がビルとサリーの場面、真ん中がビルとマリア公爵夫人の場面、後半はビルとジョン卿の場面になっている。前半には「もしもハートをとられたら~リプライズ」があり、真ん中には「ヘアフォードの歴史」が、そして後半には「愛が世界を回してる」がある。
ビルとサリーの場面はとにかく笑える。公爵夫人との場面も可笑しい。そしてジョン卿との場面もまた同様である。つまり2幕2場は全編愉快なのである。『ミー&マイガール』はミュージカル・コメディなのだから愉快で無くては困るのだが。
稽古メニューの最後は「ヘアフォードの歴史」のステージング。このナンバーでは、跡取りとしてのビルの余りの不甲斐なさに、ついに痺れを切らしたあの人が……。
一見シンプルに見えるナンバーだが、実は細かく計算された複雑なステージングで組み立てられている。移動のタイミングやスピード、動線などにも、相当の精密さが要求される。なので、今日もひと通りステージングが付くまでに3時間は費やした。
これをゼロから作った初演時の事は、思い出すだけで気が遠くなる(と言っても作ったのは私ではなく玉野さんだが)。
先日帝劇で行われたイベント「777人のランベス・ウォーク」の時に撮影された出演者とオーディエンスの皆さんの集合写真が公式ページにUPされた。
もうご覧になられたであろうか。
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コメント
玉野さんも山田さんも写ってますねえ、すげえ写真ですねー
Big777LW残しておこう
それにしても男性が少ない・・
投稿: new(^^)/ | 2009年5月16日 (土) 18時24分