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『シラノ』通信

4月11日(土)

  クリスチャンの登場シーンを抜き稽古。

  『シラノ』では(当たり前のことではあるが)主人公シラノ・ド・ベルジュラックの視点でストーリーが進行する。が、シラノ以外の人物にもその人物の「ストーリー」がある訳で。ロクサーヌにはロクサーヌの、そしてクリスチャンにはクリスチャンの「ストーリー」がある筈である。
  と言う訳で、今日はクリスチャンの視点で、クリスチャンの「ストーリー」だけを追いかけてみよう、と言う試みであった。その結果見えてくるものは何か?  その見えて来たものが、『シラノ』本編に立ち返った時のクリスチャンにとって「大切にすべきもの」である筈である。

  私たちの仕事は、まずは「台本在りき」である。が、台本を読み込む時に用心しなければいけないのは、先々の展開を先取りして出来事や台詞を解釈して演じて(演出して)しまうことである。
  結末を知っている所為でついそうなってしまうのだが、観客にしてみれば、先の読めてしまうドラマほど興醒めなものはない。

  観客の目の前で、今まさにドラマが進行している。そんな新鮮な『シラノ』でありたいのである。

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