『シラノ』通信
4月7日(火)
午前中は早速東宝ミュージカルアカデミーの授業。
この授業が全授業のトップバッターになるので、今日は具体的なレッスンには入らずに、アカデミー生としての心構え(例えば「生徒であるという意識を捨てよ」と言う様な話)から始めた。
アカデミーでのレッスンは来春まで1年間続く。その間、モチベーションを維持し続けることがどれだけ重要なことであるか。1年間、そのモチベーションをどうやって維持すればよいのか……。
この1年を、本当に価値のある1年にして欲しいと思う。
午後は『シラノ』へ。
手を着けていなかった1幕2場の後半を作る。その後、更に遡って、同じく未着手だった1幕2場の中盤を作る。これでようやく1幕が3場の前半まで繋がった。
1幕2場の後半にはシラノとクリスチャンが意気投合して歌う「完璧な恋人」がある。1幕2場の中盤にはシラノの「独りで」がある。この場面でのシラノは有頂天からどん底へ、再び有頂天へ、と振幅が激しい。でも恋する男子って、そんなところ、あるよねえ。
稽古後、シアターガイド誌の取材を受ける。この記事は来月発売の6月号に載る……のかな?
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