『シラノ』通信
4月23日(木)
午前中は日大藝術学部演劇学科へ。午後は『シラノ』の稽古場へ。
私の受け持ちは所沢校舎なので、都心の稽古場への移動には1時間半~2時間は見ておかないと不安である。早朝都内の自宅を出て、135分間の授業を済ませ、昼過ぎに稽古場に到着した時点でその日のエネルギーの8割は消費済み、な感じである。
それはともかく、『シラノ』は抜き稽古。
昨日の1幕通しで見えた課題や稽古不足と思われる部分を再整理して稽古。最後に2幕1場の後半を大幅に手直し。何しろ新作ミュージカルの初演なので、「これだ」と思える形に辿り着くまでには紆余曲折、試行錯誤の連続である。
手間暇かけて作り上げた場面でも、「何かが上手く行っていない」と言う感覚が拭いきれないことがあったりする。その「何か」がすぐには見つからなかったりもする。悩みに悩んだ末に、もう一度別のやり方を試してみる。
『シラノ』を少しでも良くしたい一心で、粘れる限りは粘りたい。
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