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『シラノ』通信

3月22日(日)

  有楽町のニッポン放送imagineスタジオにて「シラノ・ド・ベルジュラック」トークセッション。

  セッションは1部と2部に分かれていて、1部では演出家でフランス文学者の渡辺守章さんが「シラノ・ド・ベルジュラック」の成立過程や特徴などを講義、2部では渡辺さんに加えて鹿賀丈史さん、朝海ひかるさん、そして私が登壇、司会者からの質問に答えて意気込みや見どころを語った。
  渡辺さんは昨年末に光文社さんより『シラノ・ド・ベルジュラック』の新訳を出されたばかりで、それでは……と、光文社さんとミュージカル『シラノ』チームとの言わばタイアップで実現した今日の企画であった。
  13時からと15時からの2ステージ(?)で、生憎の空模様にもかかわらず大勢にお越しいただいた。その様子は……どこかにUPされるのかな?

  トークセッションを終えて稽古場へ。

  今日は朝海さんと中河内さんの歌稽古。ロクサーヌとクリスチャンのデュエット・ナンバーを、今日は初めて2人顔を合わせてさらう。
  稽古後、ミュージカル・ナンバー以外の音楽をどうするか、演出助手の小川美也子さんと意見交換。世界初演、と言うことは、完成された音楽スコアが存在していない、と言うことでもある。
  今回の仕事はオリジナル・ミュージカルを1ゼロら立ち上げるのに近い。……と書いて、昨年5月にミスター・ワイルドホーンがミーティングで語った言葉を思い出した(こちらを参照)。

  今、自分でその日記を読み直して気持ちを新たにしました。

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