『シラノ』通信
3月20日(金)
歌稽古、今日は中河内さんとコーラス。
稽古と並行して振付とアクションの打ち合わせ。
『シラノ』の振付は前田清実さん、アクションは渥美博さんである。前田さんは『ペテン師と詐欺師』(演出は宮田慶子さん)で、渥美さんは『ジキル&ハイド』で、それぞれ鹿賀さんのミュージカルに参加されている。今回は、鹿賀さんのことを良く知っているチームで作品作りをしたかった。なのでお2人にも声を掛けたのである。
今日はミュージカル・ナンバーをどういう狙いで作るのか、誰がそのナンバーを中心になって担当するのか、について意見交換。恐らく『シラノ』では、ダンスをメインとするナンバーはそれほど多くはならない。「踊る」のではなく、音楽を利用して、音楽に合わせて「動く」ナンバーが大半である、と言う意味である。
その中でも、動きを積極的に様式化するナンバーは前田さんの担当、決闘や戦闘がメインになるナンバーは渥美さん、そして芝居の延長にあるナンバーは私、と言う考え方で、ではどのナンバーがそうなのか、と言うことを話し合った。
打ち合わせ後、お2人に演出助手の小川美也子さんを加えた4人で食事へ。食べるのも忘れて打ち合わせていたので、みんな腹ペコだったのである。
気が置けない仲間と喋るのは楽しい。今日は仕事の話は全く出なかったし。
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