『シラノ』通信
3月28日(土)
歌入り読み合わせ、2回目。
今日は各場毎に止めて、その場面の狙いであるとか解釈であるとか課題であるとかを確認しながらの読み合わせであった。
読み合わせも進み最終場面。幕切れがいよいよ近づいてくると稽古場のあちこちから鼻をすする音が。稽古終了後、訳詞の竜真知子さんと振付の前田清実さんがしみじみと「我慢できませんでした」とおっしゃっていた。
『シラノ』は、とにかく良い話なのだと思う。
稽古後はステージングの打ち合わせ。
週明けより立ち稽古に入るが、ファースト・シーンはミュージカル・ナンバー「幕を上げろ」なので、そのナンバーをどのように組み立てるかを前田清実さんと打ち合わせ。のっけから6分に及ぶ大きなナンバーで、その中で主要人物の紹介と物語の説明が行われる。かなり込み入った場面になりそうなので、こうした事前の打ち合わせが欠かせない。
明日は稽古OFF。じっくりと『シラノ』の構想を練りたいと思う。
| 固定リンク
コメント