『ザ・ヒットパレード』通信
2月9日(月)
衣裳合わせやステージングや立ち稽古や。
衣裳は、ごく一部を除いて初演と変わらない。なので、衣裳合わせも、前回使用した物を着用してもらって寸法や使い勝手の再確認である。
今日の衣裳合わせは原田さんと杉崎さん。原田さんはシンさんの学生時代から晩年まで、昭和20年代から60年代までの時代の移り変わりを反映した衣裳を、杉崎さんは劇中で演じ分ける5役分の衣裳を、それぞれ着用してチェック。
時代色とショー・ビジネス界の雰囲気の双方を巧みに反映させたキュートな衣裳の数々をデザインしてくださったのは黒須はな子さんである。
ザ・ピーナッツのヒデヨを演じる瀬戸カトリーヌさんは『ドロウジー・シャペロン』の旅公演が継続中。なので、週末は東京を離れ、その間『ザ・ヒットパレード』の稽古場も留守になる。週が変われば瀬戸さんは稽古場に戻って来るので、月曜日には不在の間に進んだ稽古の内容をさらう「瀬戸カト特別メニュー」が組まれている。
今日もまずは特別メニューをこなし、その後は全体で「マダム・ロカビリーとベースマン」をステージング。そして1幕3場全体を立ち稽古、最後に1幕1場をおさらい。
『ザ・ヒットパレード』の初演は2007年の7月なので、既に1年半が経過している。案外覚えているものだなあ、と言う人と、その真反対の人がいる。
面白いものですねえ。
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