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『ザ・ヒットパレード』通信

2月18日(水)

  稽古前にフジテレビ『プレミアの巣窟』の取材を受ける。
  『プレミアの巣窟』は毎週火曜日の深夜に放送されているエンターテインメント情報の番組で、今日は稽古場にも取材のカメラが入った。その様子は2月24日の放送でオンエアされるらしいのでお楽しみに。

  さて、稽古はまだ手を着けていなかったラスト・シーンから。ここは何度見ても泣きそうになってしまう。鈴木聡さんは本当に素敵な台詞を書くなあ。
  その後、2幕をひと通りおさらい。ステージングのあいまいな部分や歌の約束事、そして芝居の細かいニュアンスやタイミングなどを確認。
  全体の稽古を終えた後、RAG FAIRは2幕後半にある彼らのナンバー「1975 to 86」を繰り返しさらっていた。この伴奏なしのア・カペラ・ナンバーは彼らの独壇場である。と言うより、これは彼らにしかできないナンバーである。
  普段の彼らはくつろいでいてユーモアがあり、同時に誠実で真摯で、彼らの音楽が醸し出す雰囲気そのまま、といった感じである。自分たちのア・カペラ・ナンバーを稽古する時の彼らには、それに真剣さとしつこさが加わる。

  決して妥協しない音楽のプロフェッショナルたち、と言った風情で、最高に格好いいのである。

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