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『ザ・ヒットパレード』通信

2月13日(金)

  2幕1場を立ち稽古。

  ここは、初演時に「もっと上手く処理できたのではないか」と気がかりだった場面である。なので今回、人物の動線や出入りのタイミングなど(演劇用語でミザンセーヌ)を何箇所か変更してみた。結果、観客の視線をより自然に誘導できる様になったのではないかと思う。
  私はこんな時、再演のありがたみをつくづくと感じる。

  ちなみに「ミザンセーヌ」について興味のある方はこちらをどうぞ。これは2年半前のブログで、『プライベート・ライヴズ』と言う芝居の稽古中に記したものである。
  当時、『プライベート・ライヴズ』の脚本を担当してくださった飯島早苗さんと演出の私とが同時に稽古場の様子をブログに書いていて、飯島さんのブログと私のブログの間で「ミザンセーヌ」についての論争があったのである。
  ただしそれは本当の論争ではなかった。あくまでも「演劇論を戦わせる演劇人」のふりをした演劇論争ごっこなのであった。私のミザンセーヌについて語る文章が硬くてアカデミック風なのはそのせいである。

  閑話休題。『ザ・ヒットパレード』の稽古場では風邪が流行っている。皆さんもどうぞご自愛ください。

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