『ラ・カージュ・オ・フォール』通信
11月6日(木)
立ち稽古。
アパート2シーンを当り、その後、2回目のショーの前の舞台袖場面を稽古。更に「マスカラ」の振り起こし。
2つ目のアパート場面には2つのミュージカル・ナンバーがあるが、今日はその内のジョルジュとアルバンのナンバー「君と腕を」をステージング。ジョルジュは若い頃、パリのレビュー小屋「リド」で踊っていた、という設定なので、このナンバーでも古き良きレビューの香り漂うステップがいくつか登場する。
物語上では踊りの苦手なアルバンを元ダンサーのジョルジュが誘うことになっているのだが、現時点の稽古場では、今日初めてこのナンバーに取り組む鹿賀さんよりも、すでに100回以上こなしている市村さんの方に一日の長がある。
が、さすがに鹿賀さんと市村さんが腕を組んで楽しそうに歌い踊る姿は、やはり色々な意味で観る者の心を動かす。私も稽古を見ながらちょっぴり感動していました。
「マスカラ」は、周りのカジェルたちの振り起こしはすでに終わっているが、今日は市村さんの振り起こし。9年ぶりの筈なのに、あの「手の込んだ」ナンバーの振り起こしが「あ」っと言う間に終了。稽古場内に喝采が沸き起こる。
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コメント
稽古場内に沸き起こる喝采!!!
市村さん、流石ですね~
読んでいるだけで、ワクワクします。
投稿: kun | 2008年11月 7日 (金) 08時06分