『ラ・カージュ・オ・フォール』通信
11月4日(火)
顔寄せ。その後、読み合わせ。
ようやく出演者全員が一堂に会した。そしてクリエイティブ・チームの皆さん、公演関係者の皆さんも。
まずは主催者を代表してホリプロの堀社長がご挨拶。そしてキャストの紹介、クリエイティブ・チーム、スタッフ、公演関係者の紹介、最後に演出家の挨拶、であった。
今年は『ラ・カージュ・オ・フォール』のブロードウェイ初演から25年目の記念すべき年である。その年にこうして『ラ・カージュ・オ・フォール』に取り組むことができる喜び、今までの『ラ・カージュ・オ・フォール』の楽しさはそのままに、今まで以上に人間らしい、ヒューマニズムに溢れた『ラ・カージュ・オ・フォール』を作りたい・・・、などとしゃべる。とにかく今日は人が多くて、緊張した。
顔寄せの後、歌入りで全編を読み合わせ。
記憶に残っている「ああこれが『ラ・カージュ・オ・フォール』だ」と言う部分と、観たことのない新鮮で新しい『ラ・カージュ・オ・フォール』が同居した、素敵な読み合わせであった。稽古開始以来、「今まで通りの楽しさと今まで以上の人間らしさ」と言い続けて来たのだが、その具体的なイメージが自分でもようやく掴めた様な気がした。
並行して、稽古場の各所では様々な作業が行われていた。舞台美術、衣裳、ヘア・メイク・・・、無事に幕が開くまでには、まだまだやらなければならないことが山積みである。
明日よりいよいよ立ち稽古。
| 固定リンク
コメント