『ラ・カージュ・オ・フォール』通信
10月30日(木)
午前中は日芸所沢。
先週の続き、「演出家と俳優の関係」についてのディスカッションの2回目。ディスカッションの終りに、演出家から見て「良い俳優」とは? と言う問いにひとりひとり答えてもらった。では「良い演出家」とは?
午後は『ラ・カージュ・オ・フォール』の稽古場へ。
稽古場には既に稽古用の大道具が建て込まれている。広々としていた元体育館がそれほどでもなくなった。
稽古はダンス・ナンバーのおさらい。オープニングの「ありのままの私たち」、「マスカラ」、そして2つ目のショー「ラ・カージュ・オ・フォール」である。
「ラ・カージュ・オ・フォール」は、私が留守の間に中間部分(「鳥」セクションに続く「カンカン」シークェンス)の振り起こしが終わっていた。この「カンカン」シークェンスは『ラ・カージュ・オ・フォール』最大のダンス・ナンバーである。
『ラ・カージュ・オ・フォール』はミュージカル・コメディである。そもそもはミュージカルと言えば大抵はミュージカル・コメディであったのだが、現在では、ミュージカルの中でミュージカル・コメディの占める比率はそれほど多くはない。
数あるミュージカル・コメディの中でも『ラ・カージュ・オ・フォール』は最良の作品のひとつだと思う。その理由はいくつもあるのだが、ダンス・ナンバーの充実度が高いこともその理由の大きな要素であるだろう。
この迫力と楽しさは是非劇場で!
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コメント
『ラ・カージュ・オ・フォール』頑張ってくださいませ。


大昔、あの最高に盛り上がるフレンチカンカンの場面で、ボォーと観ていまして舞台から怒られた思い出があります。
ミュージカル慣れしていないこともあったのですが・・・・・
12月は張り切って拍手いたします。
大変、大変楽しみです。
投稿: モンマルトル | 2008年10月31日 (金) 14時28分