『青猫物語』通信
8月17日(日)
1幕2場の前半をさらい、それに続くシーンに手を付ける。更ににその後、2幕1場の前半を稽古。
1幕2場の後半では、いよいよ謎の老人が登場する。なぜ「いよいよ」なのか、どうして「謎」なのか、その理由はここでは書くことができない。シアタークリエでお確かめいただきたい。
そして2幕。ストーリーはまさに佳境に入る。が、観劇時の興味を殺がない様に触れずにおこうと思う。が、1幕2場で蒔かれた新たな種が色々な所で芽を出している。事態は進展している様でもあり、益々錯綜している風でもある。
今日は稽古後にプログラム用のスチール撮影が予定されていたので、2幕1場は冒頭を駆け足であたっただけで時間切れになってしまった。何だかちょっと「積み残し感」の残る稽古であった。反省。
稽古後は、一昨日に続いて衣裳・ヘアメイク付きでのスチール撮影。今日は主に女性キャスト。それぞれ、普段の稽古場とは見違える様な変身ぶりで、本人たちのモチベーションも更に上がったのではないだろうか。
『青猫物語』の衣裳デザイナーは木村猛志さん、ヘアメイク・デザイナーは宮内宏明さんである。今日のスチール撮影でもお2人のお世話になった。
木村さんはカムカムミニキーナやラッパ屋、『テニスの王子様』などの衣裳デザインで活躍中の気鋭の(だけど人柄はとても柔らかい)デザイナーで、私は今回が初仕事である。宮内さんとは『イーストウィックの魔女たち』『ザ・ヒットパレード』『ダンス・オブ・ヴァンパイア』『ミー&マイガール』等々、多くの作品でご一緒している。
早く舞台で扮装した一同を見てみたい。
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