『青猫物語』通信
8月13日(水)
稽古前に、北村有起哉さん、黒谷友香さんと日経新聞の取材を受ける。更に公式ページ向けにビデオでコメントを収録。あ、もうUPされてる・・・。
稽古は、昨日手を付けたオープニングと冒頭部分をさらい、それに続くシーンに入る。
『青猫物語』は全2幕で、1幕が2シーン、2幕が3シーン、計5つのシーンで構成されている。現在1幕1場の2/3位まで手を付けた。
とにかく展開が速い。目まぐるしい。稽古していても時間があっという間に過ぎて行く。気が付けばあっという間に夏が終わっているのかもしれない。
マキノさんによると、『青猫物語』はマキノさんが初めて「コメディを書こう」と思って書いた作品なのだそうだ。マキノさんは、「自分はどちらかというとシリアスな物の書き手だ」と思っていたのだが、幕を開けると何故か観客は笑っている。ならばいっそコメディを・・・、という発想だったらしい。
なるほど、すれ違いに次ぐすれ違い、変装に勘違い、悪い時に重なる更に悪いこと、などなど、コメディの様々な手法がこれでもかというくらいにてんこ盛りにされている。
モチーフとされているのはビリー・ワイルダー監督の傑作コメディ映画『あなただけ今晩は』で、『青猫物語』も『あなただけ今晩は』同様、気のいい娼婦と彼女に惚れぬいた男のちょっといい話、である。
公式ページの「ミーちゃんブログ」も連日快調に更新されているので、どうぞ。
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