『青猫物語』通信
8月23日(土)
昨日に引き続き1幕を稽古。
ブロック毎に、細かなニュアンスやタイミングを調整しながら、繰り返し繰り返しさらう。
ラストシーンまでひと通り立ったお陰で、どことどこが繋がっているのか、伏線をどう張るべきか、と言ったことが具体的に判断し易くなった。それぞれの台詞もこなれて来たので、スピードやメリハリと言った部分も確認できる段階になった。こうなると稽古はより楽しくなる。と同時に困難もより増えるのだが。
私にとっての困難は、それほど広くない稽古場に舞台の実寸を何とか確保したため、舞台から演出席までの距離を取ることができず、同時に進行している複数のドラマを一度に視界に入れることができない、と言うことである。
と言うより、舞台の最前端がもはや稽古場の壁なので、演出席を設置することはおろか、そもそも私は舞台上にお邪魔しながら稽古を見ているのである。
何だかいつもより消耗する気がするのはそのせいなのか?
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