『フラガール』通信 そして『レベッカ』
6月24日(火)
午前中は東宝ミュージカルアカデミーへ。
現在私のクラスでは、最新の東宝ミュージカルの楽曲をテキストにして、歌うこと動くこと、そして同時に演じることをやっている。今週からは新しい楽曲に進むので、前半はその音取り。
後半は皆のタップの実力を知りたくて、ひとりひとりにステップを踏んでもらう。と言うのも、今年度からダンスの講師陣に本間憲一さんが加わってくださり、タップが正規のカリキュラムとなったからである。
タップは難しい。技術の巧拙が明らかに見えてしまうからである。だがせっかく手を付けたタップである。短時間に上達する道は無いので根気良く、そして楽しみながら続けて行って欲しいと思う。
午後は『フラガール』の稽古場へ。
今日はフラとタヒチアン・ダンスの集中稽古デー。
『フラガール』のクライマックスにはガールズたちがフラとタヒチアン・ダンスを披露する場面があるが、その場面の、今日は踊りに絞っての稽古であった。
いつもの様に常磐音楽舞踊学院の吉田尚子先生の指導により、前半はフラとタヒチの基礎をみっちりと、後半は各ナンバーの振りを丁寧におさらい。
3月からレッスンをスタートし早4ヶ月。ガールズたちは確実に腕を上げている。が、まだまだまだまだ。「絶対に上達する」という執念を緩めずに初日を迎えて欲しい。
フラは「自分との闘い」なのだから。
夜はシアタークリエへ。
『レベッカ』を久しぶりに観劇し、終演後のミニ・トークショーに参加した。
いつもの通り松澤重雄さんの進行で始まったトークショー、最終回の今日は大塚ちひろさんとシルビア・グラブさんが登場した。私はその後半に参加し、今日観劇した感想や稽古中の思い出などを話した。
気がつけば『レベッカ』も残り8回である。6月26日には通算100回目を迎え、千穐楽には上演回数は105回になる。
残りの日々が無事に過ぎます様に。
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