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『フラガール』通信

6月14日(土)

  稽古前に衣裳打ち合わせ。その後、立ち稽古。

  稽古は、まどか先生が稽古場でひとり踊っているのを紀美子たちが目撃するシーン、久世星佳さん扮する紀美子の母親・千代が紀美子を連れ帰ったシーンを当たった後、幾つかあるアクションがらみの場面の手順を付ける。
  紀美子の親友・早苗が父親に暴力を振るわれるシーンやまどかの炭住に借金取りが現れるシーンなどである。

  『フラガール』のアクション担当は渥美博さんである。私の作品の殆どで、渥美さんはアクションや立ち回りを作り出してくれている。
  『浪人街』の演劇史に残る大立ち回りや『プライベート・ライヴズ』の常軌を逸した夫婦喧嘩、『ジキル&ハイド』の連続殺人など、挙げればきりがない。

  渥美さんのアクションは手数(てかず)が多い。そしてスピードが速い。舞台で見栄えがするしユーモアもあり、何よりもリアルである。
  阿部力さん扮する洋二朗と借金取りとの格闘も、炭住と言う空間とその場にある物を巧みに利用している。そして速い。
  格闘の後の俳優たちは本当に息が上がっているのだが、その「本当」こそが渥美さんのアクションの真骨頂であろう。

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