『フラガール』通信
6月8日(日)
立ち稽古。
片瀬那奈さん演じるまどか先生が、田山涼成さん演じる常磐炭砿労務課課長・吉本に連れられていわきの炭鉱町を訪れる場面と、まどか先生が住むことになった炭住(炭鉱住宅)に、阿部力さん演じる洋二朗が炭鉱夫仲間と訪れる場面を当たる。
舞台版『フラガール』は、短い場面がテンポよく繋がってストーリーを語って行くスタイルになっている。今日手を付けた2つの場面も時間にすれば僅かな場面である。が、その僅かな持ち時間の中で、観客に手渡さなければならない情報は膨大である。
なので、短い場面2つだけの稽古であったにもかかわらず、今日は段取りを付けただけで時間切れ、であった。
でも稽古は楽しい。
個性豊かな人たちが集まっているので、繰り返すごとに芝居がどんどん面白くなる。まずは快調な滑り出し、であろう。
芝居の稽古後はフラのレッスンを3時間みっちりと。ガールズたちは文字通り顔を真っ赤にして腰を回していた。
並行してスタッフは衣裳打ち合わせ。衣裳デザインは原まさみさんである。時代色、経済程度、キャラクターの個性、そしてどのタイミングでどうやって着替えるのか。
舞台ならではの課題が並んでいる。
明日は稽古OFF。
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