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『レベッカ』通信

3月6日(木)

  1幕の11場と12場を作る。

  11場はマンダレイの海岸にひっそりと建つボートハウスのそば。
  そこでは「奇妙な服を着た、ぼさぼさ頭で目の血走った」(台本のト書きから引用)男が貝殻を並べていた。「わたし」が近寄って行くと、その男・ベンは(以下自主規制)。
  続く12場は、マンダレイの管理人フランク・クローリーのオフィスである。
  フランクがマキシムの執事・フリス(松澤重雄さん)と仕事中のところに「わたし」が現れる。ここは本来、マンダレイの女主人が顔を出すような場所ではない。当惑するフランクやフリスに向かって「わたし」は(以下自主規制)。

  その後、1幕10場のステージング。
  10場はコーンウォールのゴルフ場「ケリス・カントリー・クラブ」が舞台である。そこにジャイルズ、ジュリアン大佐をはじめ英国の上流階級の人々が集まっている。優雅にゴルフを楽しみながら、しかし彼らの話題は新しいミセス・ド・ウィンター(つまり「わたし」)のことばかりである。

  これで全体の半分近くまでは来た・・・かな?

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