『レベッカ』通信
2月19日(火)
歌稽古。だが、私と演出助手の末永君は、美術の伊藤保恵さん、照明の成瀬一裕さん、舞台監督の鈴木政憲さんたちと演出ミーティング。
今回の『レベッカ』シアタークリエ・ヴァージョンは、劇場の特性を活かして、シンプルな空間で様々なシーンを表現して行くことになる。
舞台美術の基本プランは既に出来上がっているが、それを各シーンでどう利用してシーンを作って行くのか、その時照明をはじめとする表現効果は何を担うのか、それらに応じて舞台転換をどう計算するのか・・・、そういった「演出」上の様々な課題を、クリエイティブ・チーム内で意見交換、意思統一しておくことが今日の目的であった。
ウィーン版の『レベッカ』ではオペラの様に巨大な舞台装置が次々と登場し、それはそれでひとつの見せ場を作り出している。が、我々の『レベッカ』はそう言うスタイルでの上演ではない。そもそも、そう言うタイルで上演するならばシアタークリエは選ばない。なので、ウィーン版の様なスペクタクルをくれぐれも期待しない様に。
ミーティングに長時間付き合ってくださった東宝舞台の皆さんもありがとうございました。
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コメント
『レベッカ』とても楽しみにしています。
まだ、チケットを手に入れていませんが・・(^_^;)
でも、絶対に観に行くぞ~~~!と気合だけは負けません。
「スペクタクルを期待しない様に。」ますます期待します。
これから創り上げられていく舞台の様子にワクワクします。
『レベッカ』通信・・楽しみです。
投稿: ひろちゃん | 2008年2月20日 (水) 09時47分
舞台の醍醐味はスペクタクルだけではないとも思います。
その空間にキラッと煌めく何かがあればいいな~と。
これから1日1日がとても楽しみです。
心から応援しています!
投稿: もなか | 2008年2月20日 (水) 16時37分
映画(DVD)見ました。原作(新旧翻訳版)読みました。ウィーン版CDも聞いています。山田さんがどんな風に料理して私たちの前に並べて下さるのか、今からワクワクしています。
投稿: 寿美 | 2008年2月20日 (水) 22時29分