『レベッカ』通信
2月16日(土)
ハワイアンズを朝発って『レベッカ』の稽古場へ。ステージングの田井中智子さんと打ち合わせ。
『レベッカ』は全編のほとんどに音楽が流れているので、それを私と田井中さんとでどう分担するのか、或いはどう共同作業するのか、についてのミーティングである。
再三ここでも触れていることだが、『レベッカ』はミステリーなので、「ストーリーをどう語るか」が作品づくりのとても重要なポイントとなる。
なので、そのことを確認しながら、ではステージングとミザンセーヌをどう扱うか、について意見交換。
ま、実際は「作ってみなけりゃ分からない」のであるが。
歌稽古は主人公「わたし」の大塚ちひろさん。ちひろさんは既に昨日の歌稽古に登場しているのだが、私が不在だったので報告できなかった。ごめんなさい。
大塚さんのデビュー作はミュージカル『シンデレラストーリー』(2003年)であるが、そのシンデレラ役のオーディションで、私はちひろさんと出会った。まだ16歳だった筈である。
なので、「ちひろさん」と書くのはとても他人行儀な感じがして面映ゆい。申し訳ないがここでもいつも通り「ちーちゃん」と書かせていただくことにする。
ちーちゃんとの仕事は『シンデレラストーリー』の再演(2004年)、そして『ダンス・オブ・ヴァンパイア』(2006年)と続き、そしてこの『レベッカ』である。
徳島の高校生だった少女が一歩一歩成長する過程を見て来た訳で、なんだか感慨深いものがある。その分こちらも歳をとった訳であるが。
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