『ウェディング・シンガー』通信
1月18日(金)
東宝舞台の岩槻製作所に行って来た。『レベッカ』の大道具をどう作るか、プロトタイプを用意してテストするためであった。
ご承知の通り『レベッカ』はシアタークリエでの上演である。なので舞台の作りも自ずとシンプルになる。そのシンプルな舞台装置で様々な表情を作り出すためにはどう作ればよいのか。そのために我々が思いついた手法が果たしてどの位有効なのか。それを検証するのが今日の目的であった。
結果は満足の行くものでひと安心。これで次のステップに進むことができる。
午後はもちろん『ウェディング・シンガー』の稽古場へ。2幕の幕開きを段取った後、それに続く大きなミュージカル・ナンバーを1日かけて振り付け。
その大きなナンバーは「金のすべて」。大澄賢也さん扮するウォール街のやり手ビジネスマン・グレンが大勢を従えて歌い踊る、それはそれはゴージャスなシーンである。
「金のすべて」の歌詞は、コール・ポーターの「ユア・ザ・トップ」の様に、様々な単語が次々と繰り出されるミュージカルらしい愉快なものである。ただコール・ポーターと違って曲調はロックだし、並んでいる言葉も金融用語であるが。
で、「劇中に登場する、キーワードと言うほどではないが知っていると楽しい言葉」。
「円安」「キャピタル・ゲイン」「ホワイトナイト」「CEO」「タックス・ヘイブン」「飛ばし」「プラザ合意」「G5」「レーガノミックス」「リベート」「ナスダック」「ダウ・ジョーンズ」
これらは皆「金のすべて」の歌詞に出てくる言葉である。
今となっては懐かしいものもあれば、今の方が認知されているものもあるが・・・、まだまだ出てくるぞ!
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コメント
こんばんは。わお、全語ウィキ解説付き金融用語ですね。非常にためになります。ありがとう!
投稿: new(^^)/ | 2008年1月20日 (日) 00時17分