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『ウェディング・シンガー』通信

1月17日(木)

  午前中は日大芸術学部へ。先週「今年最初の授業」だと思ったら、今日はもう「今年度最後の授業」である。休み過ぎじゃないか?  大学生。

  午後は『ウェディング・シンガー』の稽古場へ。ミュージカル・ナンバー「ひとり」と「サタデー・ナイト・イン・ザ・シティ」をさらった後、新しい場面、2幕の中盤から後半にかけてを稽古。そして最後に、ロビーの婚約者、徳垣友子さん扮するリンダの激しいナンバー「帰ったわよ」を振り付け。

  『ウェディング・シンガー』の基本はラブ・コメディであるが、そこは最新のブロードウェイ作品である。そこかしこに捻りが利かせてある。そこが古き良き時代のミュージカル・コメディ(『ミー&マイガール』など)と大いに異なる部分である。
  例えばミュージカル・ナンバーも、「愛の犠牲者」や「ひとり」、「帰ったわよ」などは相当シニカルであったり、激しかったり、身も蓋もなかったり、あるいはセクシーであったりする。
  『ウェディング・シンガー』は多くの世代の方に楽しんでいただけるミュージカル・コメディだが、「男と女の間に起きること」や「世の中のしくみ」を知っている大人の方に、より楽しんでいただけるのではないかと思う。

  ひょっとして・・・明日も新しい場面?

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