『ウェディング・シンガー』通信
12月24日(月)
歌稽古。新納慎也さん、徳垣友子さんとアンサンブルの皆さん。
稽古開始より10日が経過した。少しずつではあるが稽古は着実に進行している。
世間はクリスマス・イブなのだが、こんな日も情け容赦なく稽古である。ショー・ビジネスとは、つまりはそういう仕事なのである。
稽古後は、イルミネーション輝く丸の内仲通りの人波を尻目に東宝演劇部へ。『ウェディング・シンガー』の舞台美術の発注である。
東宝演劇部は日比谷シャンテのあるビルの11階にある。今日は祝日、しかもイブの夜である。演劇部内には我々以外の人影はなく静まり返っていた。と、突然、まるで地の底から湧き上がって来たかのような歓声が、締め切られたオフィスの窓ガラス越しに伝わって来た。
何事か、と窓に駆け寄り見下ろすと、我々のいる建物と東京宝塚劇場の間の道路一面が、青と白の光で埋まっていた。
後で知ったことだが、春野寿美礼さんのサヨナラ・バレードだったのだ。
春野さん、ご卒業おめでとうございます。
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コメント
日比谷シャンテで食事をした後、イルミネーション輝く丸の内仲通りを歩いていましたら、山田さんとすれ違いました。(もちろん、山田さんは私をご存知ないのですが。)
「ああ、今までお仕事だったのだな。大変だな。」と思っていましたら、その後まだ、お仕事があったのですね。
ご苦労様でした。
翌日、帝劇での千秋楽を拝見し、次は2月の『ウェディング・シンガー』へ向かって、私の気持ちも発進しました。
本当に楽しみにしています。
もちろん、こちらのブログでお稽古の様子などを詳しく書いてくださる、山田さんの文章も楽しみにしています。
投稿: あんじゅ | 2007年12月27日 (木) 15時16分