『イーストウィックの魔女たち』通信
10月6日(土)
街が静かだ、と思ったら世間は3連休であったか。こちらは今日より3日連続で舞台稽古。
と言う訳でその1日目であるが、午前中はオーケストラと音響チームでのサウンド・チェックに費やし、舞台稽古は午後のやや遅い時間からのスタートであった。
幕開きから場面毎に順番に、人物の出入りやポジション、シーン・チェンジのタイミングや音響のバランスなど、細々としたことを調整して行くのだが、帝劇の初演、博多座での再演に続いて3度目となる今回は、それなりにノウハウも蓄積されているので、稽古の進行も比較的スムーズであった。
1幕の半分ほどを消化したところで全体での稽古は終了し、フライング・シークェンスのテクニカル・リハーサルに移る。
前回の博多座ではフライング・システムの調整に手間取り(こちらを参照のこと)、アレックス・ジェーン・スーキーを飛ばせたのは初日の目前であった。今回はその時の反省を基に綿密なスケジューリングの上で調整を進めて来たので、このタイミングで3人の試験飛行を設定することができたのである。結果は・・・
ほっ。
と言うのが関係者全員の現在の正直な気持ちであろう。私も心の底から「ほっ」とした。
これで今夜の徹夜作業は回避された。関係スタッフには今夜こそゆっくりと休んでもらいたい。
初日まであと3日。
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