『イーストウィックの魔女たち』通信
9月28日(金)
昨日1幕の全シーンを当たったので、今日は2幕の全シーンを当たる。
今までの稽古で積み上げてきたものが良い形で定着しつつある。明日の通し稽古が楽しみだ。
2幕の稽古を終えた後はカーテン・コールの手順を付ける。東宝の場合、カーテン・コールを作るのは演出助手の役目である。なので、ここは演助の寺﨑君に全面的にお任せ、丸投げである。
ところで、1幕のラストにある涼風さん、森さん、マルシアさんのフライングは『イーストウィックの魔女たち』の中でも大きな見せ場のひとつであろう。このフライング、システム一式をロンドンのシアター・テクノロジーズ社が請け負っている。帝劇の初演も博多座の再演も、機材は全てロンドンから運ばれ、その仕込みと調整、そして操作はロンドンから専門のスタッフが来日してその任に当たっている。
で、今日のニュース。演出部の斉藤歩(あゆむ)君によると、フライング用ワイヤーの先端に付く筈の金具がまだ日本に到着していない、とのこと。慌てて荷物を追跡調査したところ、どういう訳か金具は現在マダガスカルにあるらしい。
よりによって、何でマダガスカル?
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