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2007年8月の記事

『イーストウィックの魔女たち』通信

8月30日(木)

  マルシアさんのナンバー「生まれ変わる夜」をステージング。

  2幕の幕開きを飾るこのゴージャスなナンバー、今回はマルシアさんのアイデアを織り込んで、ステージングをマイナーチェンジした。
  このちょっとした変更のために、振付の前田清実さん、衣装の黒須はな子さん、そして演出部、衣裳部のスタッフとこれまでこっそりとテストを繰り返していたのだが、それが今日日の目を見たわけである。

  艶やかなマルシアさんをお楽しみに。

  稽古後は『レベッカ』の衣裳打ち合わせ。デザイナーは『ジキル&ハイド』『ミー&マイガール』でご一緒した小峰リリーさんである。
  舞台は1926年のモンテカルロ、そして英国コーンウォール地方である。主人公「わたし」が感じる「目に見えない恐怖」を表現するために、色彩を抑えたデザインを依頼。

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『イーストウィックの魔女たち』通信

8月26日(日)

  涼風さん、森さん、マルシアさん、3人そろってのヴォーカル稽古。その後、森さんの衣裳合わせ。

  帝劇に隣接する国際ビルの地下1階飲食店街が大規模リニューアルし、24日にグランド・オープンた。「クニギワ」と名付けられられたそこは以前とは随分と印象も変わった。
  オフィス街なので日曜日にほとんどの店が休みになってしまうのが玉に瑕だが、観劇前や終演後に立ち寄れる店が増えたわけで、嬉しい限りである。

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『イーストウィックの魔女たち』通信

8月24日(金)

  稽古前に『ウェディング・シンガー』の衣裳打ち合わせ。衣裳デザイナーは宇野善子さんである。
  『ウェディング・シンガー』の舞台は1985年のニュージャージーとマンハッタン。22年前の流行(はやり)をどのように再現するか、悩ましくも楽しい作業になりそうである。

  『イーストウィック・・・』は今日もマルシアさんの抜き稽古とアンサンブルさんのヴォーカル稽古。どちらも順調に仕上がって来ていると思う。
  明日は稽古OFF。

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情報解禁!! ロマンティック・ミステリー/ミュージカル『レベッカ』

  新劇場シアタークリエのオープニング・シリーズ第3弾が発表となった。ミュージカル『レベッカ』である。

  既に帝国劇場のロビーにはチラシが配置されているので、『レ・ミゼラブル』『ドリームボーイズ』ご観劇の方は探してみてください。

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『イーストウィックの魔女たち』通信

8月23日(木)

  午前中は東宝ミュージカルアカデミー2期生の試演会の打ち合わせ。
  試演会では東宝ミュージカルのレパートリー作品からいくつかの場面とミュージカル・ナンバーを抜粋して、生徒たちに演じてもらうことになっている。その確認をアカデミーのダンスの講師であり、試演会の振付を担当してくださる青木美保さんと。

  午後は『イーストウィック・・・』の稽古場へ。今日もマルシアさんの抜き稽古とアンサンブルさんのヴォーカル稽古。
  いやしかしコーラス大変だね。「我が栄光」なんて、1曲で2時間かかってました。

  帝劇のロビーに設置されている『イーストウィック・・・』舞台模型を見た。これ、演出部の斉藤歩(あゆむ)君が作ってくれたんだけど、良く出来ている!

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『イーストウィックの魔女たち』通信

8月22日(水)

  マルシアさんの抜き稽古。そして陣内孝則さん初登場。ヴォーカル稽古と衣裳合わせ。更にアンサンブルさんのヴォーカル稽古も始まる。

  マルシアさんは今日は台詞場面を稽古。一路真輝さんとは一味違う新しいアレックスになりそうである。楽しみ。
  陣内さんが現れるととにかく稽古場が明るくなる。ヴォーカル稽古中に『レ・ミゼラブル』出演中の森公美子さんがひょっこり顔を出し、ますます明るくなる。今回も賑やかで楽しい稽古場になりそうだ。
  そしてアンサンブルさんたち。今回は顔触れに随分と入れ代わりがあった。新生イーストウィック・タウンにもご期待いただきたい。

  夜は南風洋子さんのお通夜に。南風さんは亡くなる僅かひとつき前まで舞台を務めていらしたのだそうである。合掌。

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『イーストウィックの魔女たち』通信

8月21日(火)

  昨日に引き続きマルシアさんのヴォーカル稽古。今日も3時間半みっちりと。その後、マルシアさんの衣裳合わせ。

  『イーストウィックの魔女たち』の衣裳デザインは黒須はな子さんである。最近では『ザ・ヒットパレード』『グッドラック、ハリウッド』でもご一緒した。
  アレックスの衣裳は全部で10着。今日はその1点1点を試着して貰った。今回は新アレックス=マルシアさんを迎えるので、その内の何点かはデザインを新しくしようと考えている。

  衣裳と言えば、公式ブログの方で何やら変てこなレポートのビデオがUPされている。まあ・・・ご高覧ください。

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『イーストウィックの魔女たち』通信

8月20日(月)

  マルシアさんのヴォーカル稽古始まる。

  『イーストウィックの魔女たち』は、2000年の7月にロンドンのシアター・ロイヤル・ドルリー・レーンで初演されたミュージカル・コメディである。元々はジョン・アップダイクの小説で、1987年には映画化されているので、ジャック・ニコルソンのキュートな悪魔ぶりをご記憶の方も多いだろう。
  ミュージカル『イーストウィックの魔女たち』は、その小説と映画を原作として、『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』でおなじみのサー・キャメロン・マッキントッシュのプロデュースにより製作された作品である。
  日本では2003年の12月に帝劇で初演され、続いて2005年の7月に博多座で上演された。今回の再演はそれに続くもので、主人公の1人であるアレックス役が一路真輝さんからマルシアさんに交代する。

  そのマルシアさんのヴォーカル稽古の初日に顔を出したのだが、歌唱指導の矢部玲司さん曰く、
  「マルシアさんはとてもしっかりと予習してらっしゃいますねえ。」

 『イーストウィックの魔女たち』にはとても素敵なミュージカル・ナンバーがふんだんにあって、特に3人の主人公たちやアンサンブルたちのハモリがミュージカルならではのゾクゾクする様な快感をもたらしてくれる。
  が、歌う方にとってはかなり難易度の高い作品でもある。なのでまずはヴォーカル稽古から。

  イーストウィック2007、いよいよ始動である。

  夜は『ウェディング・シンガー』の舞台美術の打ち合わせ。この手強いミュージカル・コメディに相応しいのはどんな枠組みなのだろう?

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『I Do! I Do!』今年もやってます

8月15日(水)

  村井国夫さんと春風ひとみさん共演のブロードウェイ・ミュージカル『I Do! I Do! ~結婚物語~』。今日はその舞台稽古であった。

  『I Do! I Do! ~結婚物語~』は、『ファンタスティックス』の作者、トム・ジョーンズとハーベイ・シュミットによる1966年初演のブロードウェイ・ミュージカルである。最大の特徴は、オン・ブロードウェイの作品であるにも関わらず出演者がたったの2人だ、と言うことであろう。
  我が国でも1969年に越路吹雪さんと平幹二朗さんのコンビで初演されて以来、様々なカンパニー、配役で上演され続けてきた名作ミュージカルである。

  村井さんと春風さんの『I Do! I Do! ~結婚物語~』は2002年に初演され、以後2003年、2005年と上演されて来た。
  面白いことに、
村井さんは春風さんとコンビを組む以前に平みちさんと、春風さんも夏夕介さんと、それぞれこの作品に取り組まれた過去がある。

  今回は神奈川地区の演劇鑑賞会での上演が中心となっているので、残念ながら会員以外の方にご覧いただける機会が限られている。その限られた機会は9月15日と16日の2日間、場所は兵庫県立芸術文化センター中ホールである。

  お見逃しなく。

  (・・・って言われてもねえ)

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『ウェディング・シンガー』続報

  ミュージカル・コメディ『ウェディング・シンガー』公式ページがリニューアルされた。

  井上芳雄さん、上原多香子さん以外のキャストも発表されている。覗いてみてください。

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『ザ・ヒットパレード』千秋楽

7月31日(火)

  お蔭様で『ザ・ヒットパレード』が無事に千秋楽を迎えた。ご来場くださった皆さん、本当にありがとうございました。

  『ザ・ヒットパレード』はご覧頂いた方たちの評判も良く、回を重ねる毎にチケットの方も捌けて、楽日近くは当日券を求める大勢の方にお帰りいただくことになってしまった。ご希望に添えなかった皆さん、ごめんなさい。
  今日の千秋楽、カーテンコールではスタンディング・オベーションであった。そして出演者たちは何度も何度も舞台に呼び戻された。感極まったのか、原田さんも戸田さんも涙ぐんでいる様子であった。それを見た他の出演者も瞳をウルウルさせていた。

  そんな様子を納めた映像特典満載(だと思う。だといいなあ。)の『ザ・ヒットパレード』DVDが11月21日に発売されることとなった。このDVDで、シンさんと愉快な仲間たちにいつでも再会することができるのである。

  うれしいな。

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