『ザ・ヒットパレード』通信
7月2日(月)
バンドと俳優たちの合わせ。
宮川彬良さん率いる『ザ・ヒットパレード』のバンドは10人編成のビッグバンドである。彬良さん自らが弾くピアノ、ベース、ギター、リード1、リード2、トランペット1、トランペット2、トロンボーン、ドラム、そしてパーカッションである。
さすがにこの編成のサウンドはゴージャスである。そして彬良さん作曲・編曲になるオリジナルの楽曲が、ジャズあり、カリプソあり、ショー・チューンあり・・・、と実にヴァラエティに富んでいて何とも楽しい。
これも何度となく書いていることだが、音楽が持っている力は本当に大きいと思う。
劇中で「こんにちは赤ちゃん」の一節が流れるシーンがあるのだが、この歌は1963年の大ヒットソングである。私が物心ついた時、我が家でも「こんにちは赤ちゃん」のレコードが回っていたことをよく憶えているが、当時は子供の生まれた家庭ではどこでもそうであったに違いない。
私は「こんにちは赤ちゃん」の場面になると決まって目頭が熱くなる。私も父親となった今、レコードをかけた時の両親の気持ちが理解できるような気がするからである。
『ザ・ヒットパレード』開幕まであと8日。
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