『予言』初日
5月30日(水)
『予言』初日(舞台の写真が観られます)。
『予言』は、主要な配役はダブルキャストになっていて、今日はそのAキャストの初日とBキャストの舞台稽古であった。
AとBとで内容に差は無いのだが、舞台から受ける印象はかなり異なる。それは、日本舞踊という芸術が本来「ソロ」としての踊りだからなのかもしれない。同じ振りが付けられていても、その振りを解釈する余地、その解釈を表現する自由が日本舞踊の踊り手には許容されている、と言うことなのだろうと思う。
今日初日を迎えたAキャストには人間国宝の花柳寿南海さんが出演されていて、本編の終了後には寿南海さんと美内すずえさんによるトークショーも行われた(美内さんはあの『ガラスの仮面』の作者であるが、念のため。)。
この中で寿南海さんが言われた「私は舞踊家ですから、舞台で踊っている時が一番楽しいんです」という言葉がとても心に残った。
この様に連日関係者やゲストによるポストトークも行われているので、そちらもどうぞお楽しみに。
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