『予言』稽古始まる
5月7日(月)
創作舞踊劇場公演『マクベスより「予言」~夢にかける情熱と不安についての物語』の稽古が始まった。
これは芝居ではない。ミュージカルでもない。純然たる日本舞踊の公演である。ただし創作舞踊劇場と称している通り、古典舞踊ではなく新作舞踊である。
創作舞踊劇場というのは日本舞踊家の集まりである社団法人日本舞踊協会の主催で毎年開かれている歴史ある催しであるが、この公演については門外漢の私が説明するより公式ページをご覧頂いたほうが手っ取り早いと思われる。
今回題材としているのはシェイクスピアの『マクベス』である。が、当然のことながら芝居として『マクベス』を上演するわけではない。シェイクスピアの『マクベス』からストーリーとキャラクターを借りた、全12シーンからなる舞踊劇(そんな言葉があるのだろうか?)である。
日本舞踊の公演であるからには、これまた当然ながら、「振付」のクレジットを持ったスタッフがいらっしゃる。そして稽古もその振付家を中心に鋭意進められている。
では演出家は稽古場で一体何をしているのか・・・?
今月はそんなことを少しづつ記して行こうと思う。
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