東宝ミュージカルアカデミー第1期生卒業公演
3月17日(土)
東宝ミュージカルアカデミーの第1期生たちによる卒業公演『レ・ミゼラブル』が、今日と明日、池袋の東京芸術劇場中ホールで行われている。その初日を観て来た。
去年の4月7日の入学式がつい昨日のことのように思えるが、月日が流れるのは本当に早いものである。あの頃、「この世界で本当にやって行けるんだろうか・・・」と感じられた一同も、今やいっぱしの役者顔である。
そのひとりひとりと、そして東宝ミュージカルアカデミー自体の真価を問われる時がとうとうやって来た。卒業公演は、アカデミー初の一般公開される公演なのである。
果たして観客の目に彼等はどう映ったであろうか。贔屓目に違いないが、私にはひとりひとりが逞しく、そして立派に成長したと思われた。物怖じせず生き生きとしているところが頼もしかったし、何よりも舞台を、作品を、役柄を愛している気持ちが伝わって来て気持ちよかった。
公演自体も、美術、照明、衣裳、そして音楽とすべてに手を抜かない本格的なものであった。この公演の実現にお骨折りくださった関係者の全てに、この場を借りて御礼申し上げたい。
さて、この公演が終わると、後は卒業式を残すのみである。みんな、本当によくやったよ。
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コメント
昨日、公演を拝見してきました。
ラッキーにも抽選に当たり観れて幸せでした。
卒業公演なのに本当に美術、照明、衣装、音楽と本公演と同様なぐらい素晴らしかったです!
この小さい会場にどんな風に演出するのかと思いました。
しかし、期待をいい意味で裏切ってくれました!
迫力満点であり、心に響いてきました。
またまた恥ずかしいのですが、何箇所か泣いてしまいました!
今回、男女の比率が女性の方が多く、女性の方が男の役をやったりと大変だったと思います。
ソロではいろいろありますが、アンサンブルのコーラスはどれも素晴らしかったです!
レ・ミゼラブルのいい所がちゃんと表現できていたと思います。
本当にプロ並みですね!(お金を払ってもいいぐらい!)
このみんなの団結をいい思い出にして、卒業生の皆さんのこれからの活躍を期待します!
投稿: masu | 2007年3月18日 (日) 00時57分