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『ジキル&ハイド』通信

3月19日(月)

  稽古前に東宝ミュージカルアカデミー第1期生の卒業式。入学式の時に撮った写真と同じ構図、並びで記念撮影。

  稽古はジキルの書斎、研究室、ロンドンの街。そして1幕前半を通す。

  日本版の構成を決めていく間、鹿賀さんとはかなり早い段階から色々と意見を交換した。例えば、日本版の冒頭には隔離された父親と交流するジキルの姿が出て来るが、これは鹿賀さんのアイデアである。ブロードウェイ版ではストレッチャーに寝かされた病人のイメージなどが現れるのだが、この変更によって実験に取り組むジキルの動機が格段に明快になったと思う。

  甲斐さんとの打ち合わせや鹿賀さんとのミーティングの中から生まれた様々なアイデアを、髙平さんが上演台本にまとめて行ったのである。(つづく)

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