『ジキル&ハイド』通信
3月14日(水)
どん底、ジキルの書斎などを稽古。
鹿賀さん、マルシアさん以外のキャスティングも着々と進められていた。
主人公ヘンリー・ジキルの親友であり、『ジキル&ハイド』の語り手でもある弁護士のアターソン。2001年の初演でアターソンを演じたのは段田安則さんであった。段田さんはこれがミュージカル初挑戦だったのだが、この配役も「新鮮な顔触れでの上演」を目差した結果だった。
ちなみに、その後アターソン役は2003年の再演では池田成志さんに代わり、このまま小劇場系の俳優がキャスティングされ続けるのかと思われたが、2005年の再々演では初演以来ジキルのライバル=ストライドを演じていた石川禅さんがアターソンに転向して演じたのであった。
今回のアターソンは戸井勝海さんである。どんなアターソン像を見せてくれるのだろうか。(つづく)
| 固定リンク
コメント